トレック マドン SLR6 ディスク インプレ Vol.2 泉ヶ岳編

マドンSLR6ディスクで泉ヶ岳を登る

こんにちは。仙台市若林区荒井のトレックのロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクをメインに扱うスポーツ自転車専門店サイクルストアファーストです。

マドンSLRの平坦や下りの性能の良さは分かるけど登りの実力は?との質問をよくいただきます。みなさま気になるところではないでしょうか?

そこで本日は、サイクルストアファーストの店休日に、マドンSLR6ディスクで泉ヶ岳登ってきました!

こちらは前回のマドンSLR6ディスクのインプレ記事です。

泉ヶ岳とは

宮城県内のサイクリストには、説明の必要は無さそうですが・・・

泉ヶ岳は「仙台のヒルクライムの聖地」と呼ばれていて、仙台周辺のサイクリストはだいたいの方が登っているといわれているコースです。仙台周辺のサイクリストの間では、「泉ヶ岳の計測タイム何分?」という会話が挨拶代りに交わされ、泉ヶ岳の計測タイムでお互いの実力を探るといういうこともしばしば(笑)

コースは、泉ヶ岳入口のバス停(川崎上)をスタートして、泉ヶ岳スキー場の駐車場までの7.2kmです。中盤までは、多少の登りはありますがほぼ平坦で、それ以降は最大勾配14%の区間もある登りとなっています。

スタート地点にて

本日は快晴で風も無く、ヒルクライム日和です。

タイム目標は30分切りです。目標が低い!と言われてしまいそうですが、私には精一杯の目標です(笑)これでも、ブログアップするのに遅いタイムではやばい!とドキドキです。

本日は、マドンSLR6ディスクの調整式ISO(アイソ)スピードのスライダーを前にずらして、柔らかい乗り心地の設定にしてみました。

スタート~ゴールまで

スタートして少し走ると500m位の登りが現れます。マドンSLR6ディスクはキビキビ登ります。車体の重さは全然感じません。

登りをクリアすると2㎞位の平坦区間になります。ここはマドンSLR6ディスクの本領発揮というところでしょうか。グングン加速し、ある程度スピードに乗ってからの維持が容易です。

平坦区間を抜けると登りが始まります。マドンSLR6ディスクは、重さを感じずキビキビ登ります。踏んだ力を推進力に変えているようで力が逃げる感じがありません。また、登りのダンシングでも、リアタイヤにトラクションがしっかりかかっていて、空転する感じは全然ありません。フレームのバランスが良いです。

登りを抜けるとラスト300m位の勾配が緩む区間になります。疲れ切った足でペダルを踏んでもマドンSLR6ディスクは進んでくれます。ここを頑張ってゴールです。

タイムは・・・

タイムは27:13でした。かなり頑張りました(笑) 私にとってはいいタイムです。

やはり、あまり遅いタイムではブログアップできない!と心配しながら走っていたのが良かったのでしょう(笑)

実際、気象条件が良かったのとバイクが良かったのも大きいと思います。

泉ヶ岳を登り終えて

率直に言うと、マドンSLR6ディスクは登りも良い!という事です。

軽量バイクに比べれば、若干重さはありますが、登りで重さは全然感じません。さらに剛性・反応が非常に良く、キビキビ登ります。また、ダンシングをしたときにフロントに過重がかかるので、リアのトラクションが逃げやすいバイクもある中、マドンSLR6ディスクはしっかりトラクションがかかっていてパワーロスがありません。フレームのバランスの良さを感じました。さらに、ISO(アイソ)スピードのスライダーを前にずらし、乗り心地をソフトにしていたのもあるかもしれませんが、平坦区間や下りで、道路の段差やひび割れた箇所などで、後輪が跳ねる感じが全然無く、パワーロスを減らしてくれています。一般的なエアロロードバイクはかなり硬めの設計ですので、路面の悪いところなどは後輪が浮きやすく、トラクションが逃げやすいものですが、マドンSLR6ディスクは、乗り心地が良いだけではなく、リアの路面追従性が高い!というメリットも再認識しました。

また泉ヶ岳の下りでは、ブレーキを掛けないと簡単に70㎞位速度が出てしまう区間があります。しかし危ない区間ですのでブレーキコントロールが必要ですが、マドンSLR6ディスクのディスクブレーキは、軽いタッチでブレーキコントロールできます。さらに、フレームのバランスの良さによる安定感で、安心して下ることができました。

ヒルクライムバイク(軽量バイク)は必要か?

マドンSLR6ディスクで登りが良いとなると、軽量なヒルクライムバイクは必要ないのではないか?との疑問が生まれてきます。

私の答えは、コースレイアウトや脚質・好みによる、ということです。

宮城県・隣県のヒルクライムで考えると、泉ヶ岳・夏油・栗駒・鳥海山などのヒルクライムコースは、平坦区間が結構ありますのでマドンSLRは非常に良い選択かと思います。しかし、蔵王などの登りっぱなしのコースでは超軽量なエモンダSLRが良さそうです。

また、車体の重さが6.8kgの制限があるレースなら、軽量であるメリットは薄れますのでマドンSLRの選択が良いかと思います。

本日使用したマドンSLR6ディスクは、常に店頭に置いており、試乗していただくことも可能です。ぜひマドンの良さを体感してください!

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