仙台市若林区荒井のスポーツ自転車専門店サイクルストアファーストです。
今回は、ホイールの駆動性能を高めるカスタムをご紹介です。
DT swissの240・350ハブなどが採用されたホイールで、スターラチェットと呼ばれるパーツを交換する事によって、ホイールのかかり(ペダルを踏んだ時のホイールの反応)を良くする事が可能です。
ファースト取扱いホイールでは、ボントレガー 「アイオロスプロ37」「アイオロスプロ51」、キャノンデール「HollowGram SL 45 KNØT」などです。ちなみにボントレガー「アイオロスRSL37」「アイオロスRSL51」などは、スターラチェットEXPの36Tが採用されており、54TスターラチェットEXPに交換することが可能です。
今回は私の乗っているバイクに装着している「HollowGram SL 45 KNØTホイール」のスターラチェットを交換してみました。
スターラチェット交換
こちらのキャノンデール「HollowGram SL 45 KNØTホイール」は、DTスイスのハブが採用されていて、内部構造にはスターラチェットが組み込まれています。
スプロケットを外した状態です。ここからフリーボディを外します。
フリーボディとスターラチェットのパーツを外した状態です。
約2000kmほどの走行ですが、かなり汚れています。
こちらがはずしたパーツです。
こちらがスターラチェットです。
写真の左側が今回交換する54Tで、右側がもともとついていた18Tです。ギザギザの数が全然違います。このギザギザが嚙み合って駆動するのですが、数が多ければ噛み合うスピードも変わります。
作業完了
ホイールのハブ・部品を清掃・グリスアップして組立しバイクに装着しました。
実際に乗ってみないと駆動性能アップの効果は分かりませんが、ラチェット音は確実に大きくなりました(笑)
価格
・36Tスターラチェット ¥16.500(税込)
・54Tスターラチェット ¥18.700(税込)
交換作業工賃
¥2.750(税込) 清掃・グリスアップ込
※他店購入ホイール・パーツ(スターラチェット)持込の場合は料金が変わります。
まとめ
36Tと54Tでは、かかり(ペダルを踏んだ時のホイールの反応)の違いがあります。
かかりには好みもあり一概にどちらが良いと言えませんが、36Tはバランスよくかかるのでオールラウンドに使用でき、54Tは脚を回し続ける場面(ヒルクライムやクリテリウムなどの急加速など)に効果的と言われています。
そして、ラチェット音も36Tより54Tの方が音は高めになります。静かな音の方が良い方は18Tのままが良いですが、カッコ良いラチェット音を奏でたい方には54Tがおすすめです!(36Tもラチェット音は高くなります。)
私も実際に乗ってみて、後日インプレ記事を上げたいと思います。
気になった方はサイクルストアファーストまでお問い合わせください。