こんにちは。仙台市若林区荒井のスポーツ自転車専門店サイクルストアファーストです。
トレックのロードバイクの中でも絶大の人気を誇る「エモンダ」。軽量でバランスが良く、今までのモデルでも「これ以上の進化は難しいのではないか!」とも言われていたモデルです。
そんなエモンダも、前回のモデルチェンジから3年の月日が流れ、モデルチェンジを予想していた方も多かったかと思いますが、ついにNEWエモンダ発表です。
詳細は追ってグレード別に記事にしてアップしていきますが、今回は概要を追っていきます。
同時発表となった新型アイオロスホイール・新型エアロ一体型ハンドルバーの記事もご確認ください。
2021年モデル エモンダSLR・エモンダSL
NEWエモンダは軽量オールラウンダーでありながら、空力性能が追加され、かつてないほど速くなりました。
トレック最速ヒルクライムバイク
トレックは、登りでも空力性能は重要!という事を今までの膨大な開発データから理解しており、NEWエモンダの開発で重要なファクターとなりました。
NEWエモンダはエアロチューブの採用により、旧型モデルに比べ、勾配8%の坂を1時間で18秒も短縮することが分かりました。平坦ではなんと60秒短縮します。
例えば蔵王ヒルクライム(平均勾配が約8%・トップ選手のタイムが約1時間)で、バイクをNEWエモンダにして18秒タイム短縮すると考えると凄すぎますね!
OCLV800カーボン
一般的なエアロチューブにすると重量は増えますが、今回トレック新開発のOCLV800カーボンは次元が違います。
開発に数年を要したトレック史上最高峰OCLV800カーボンは、これまでの素材に比べ30%強くなり、素材の使用料を減らすことにより、T47 BBなど重量増の要因がありながら700gを切るフレームを実現しました。
エモンダSLは、500シリーズOCLV カーボンを採用することにより、エモンダSLRと同じ設計ながらコストを下げお求めやすい価格を実現しました。
統合された設計
エモンダSLRとSLは同一形状のフレームを用い、空力性能は同じです。
パフォーマンスと整備性に優れているT47 BBを採用しています。また、ケーブルはほぼ内装となっていますが、整備性をよくするため、トップグレードハンドル「アイオロスRSLハンドル」はハンドル下部の溝を通す設計となっています。
フィットはMadoneと同じH 1.5。エモンダSLR・エモンダSLともに共通のポジションとなっています。パワフルで空気抵抗の少ない乗車姿勢で走ることができ、従来の攻めたH1に比べ効率の良いポジションがとれます。
価格
Emonda SL5 ¥280.000(税別)
Emonda SL6 ¥360.000(税別)
Emonda SL6 Pro ¥440.000(税別)
Emonda SL7 ¥579.000(税別)
Emonda SLR プロジェクトワンにて6/19よりオーダー開始。
(Emonda SLR7 カラー:Rage Red/Trek Black・初回入荷分のみ)¥769.000(税別)
まとめ
今回のNEWエモンダはトレック最速ヒルクライムバイクとなっています。またヒルクライムだけでなく、平坦や下りの性能も格段にアップしていますのでトレック史上最強のロードバイクともいえます。
追って各グレードの詳細記事を上げますので、そちらもご確認ください。
サイクルストアファーストの店頭では、エモンダSL5・エモンダSL6・エモンダSL7がすでに入荷・展示されています。
またエモンダSLR7も初回限定販売のカラー:Rage Red/Trek Blackが、7月上旬に入荷予定となっておりますので、ぜひ店頭にてご確認ください。