仙台市若林区荒井のスポーツ自転車専門店サイクルストアファーストです。
サドルブランドとしてシェアを拡大し続けているPlologo(プロロゴ)よりリリースされている「SCRATCH M5(スクラッチM5)」サドルが非常に優秀でおすすめでしたのでご紹介です。
プロロゴ サドル
プロロゴは、2007年に設立されたイタリアメーカーで、当初よりプロライダー・プロチームへの供給をおこないながら、新たなテクノロジーを投入しつづけシェアを拡大してきました。
プロロゴのサドルは、サドル専業メーカーだけあって、かなりの豊富なラインナップがあり、どれを選んで良いか分からない程です(笑)
そんな豊富なラインナップの中から、今回ご紹介は「スクラッチM5」というサドルのご紹介です。
ちなみに「スクラッチM5」の中でも滑り止めあり・なし、穴あき・なし、レール種類・幅、とラインナップがたくさんあるのですが、今回は、「スクラッチM5 PAS」をご紹介です。
SCRATCH M5 RAS NACK(スクラッチM5 パス ナック)
こちらのサドルは、2021・2020ツール・ド・フランスを制したサドルで、ダディ・ポガチャルが使用しているサドルです。
NACKとは、ナノカーボンファイバーレールの略で、パッド量は少ないのですが、ベースとレールがしなることで快適性が保たれる設計となっています。
また、Tシェイプ設計により、センターパッドがシャープになり、ペダリングパフォーマンスが向上します。
価格:¥36.300(税込)
カラー:ブラック・ホワイト
サイズ:250x140mm
重量:132g
SCRATCH M5 RAS TIROX(スクラッチM5 パス ティロックス)
こちらは、スクラッチM5 パス ナックのレールをTIROXとすることで、快適性やペダリングパフォーマンスはそのままに価格を抑えたモデルとなっています。
TIROXは、合金銅(ステンレス)レールで、快適性と重量・コストパフォーマンスのバランスが良いモデルとなっています。
価格:¥19.800(税込)
カラー:ブラック・ホワイト
重量:185g
スクラッチ M5 PASのおすすめポイント
1.重量
NACKで脅威の132gと超軽量です。TIROXでも185gと、他社の同価格・同グレードモデルと比較しても断トツの軽量サドルかと思います。
2.ペダリングパフォーマンスと快適性の両立
センターパッドの余計な部分が無くなり、柔らかすぎる事がなくなりました。また、パッドも3分割され、それぞれ独立して個別の動きをするようになりました。
そのことにより、ペダリング時のサドルに伝達する振動が最小限になるよう吸収され、ペダリングパフォーマンスが向上し、快適性も高くなりました。
3.ライト装着ができる
スプラッチM5には写真のようにマウントを装着できる穴が空いています。
別売りですが、マウントを装着すると
ライトが装着できます。
写真は私物ですが、レッグマウント サドルマウント(2200円)・ボントレガーライトマウント(1100円)を装着し、ボントレガーのリアライトを装着しました。
この状態でサドルバックも装着できますので調子良いです。
まとめ
私は、「スクラッチM5 PAS NACK」を数週間使用し、約300㎞ほど乗りましたが、パワー効率が良く、快適に使用でき、現状で最高のサドルです。
重量もNACKで132gと超軽量です。また、TIROXでも185gと他メーカーのハイエンドカーボンレールサドルと大差ない重量です。
サドルは、個人差が大きく、好みが分かれるアイテムですので、万人受けは難しいかと思いますが、一度試してみる価値はあると思います。
現在、「スクラッチM5 PAS」のNACK・TIROXの両方在庫ございますので、気になった方はご相談ください。