レースシーンで圧倒的なパフォーマンスを向上させるため設計された史上最軽量のレーシングバイク「アディクトRC」！

新設計のハイエンドフレームに、アルテグラDi2・インテグレーテッドハンドル（ステム・ハンドル一体型）・軽量カーボンホイールをアッセンブルした「アディクトRC 10（ADDICT RC 10）」の詳細を解説していきます。

2025年 ADDICT RC 10（アディクトRC 10）

「ADDICT RC（アディクトRC）」はオールランドバイクとして、ワールドツアーなど世界のトップレースシーンで勝利を収める事ができるよう開発がつづけられているレースバイクです。

アディクトRC 10は、ハイエンドとなる超軽量フレームに、アルテグラDi2・インテグレーテッドハンドル（ステム・ハンドル一体型）・軽量カーボンホイールをアッセンブルした、そのままレースで活躍できるロードバイクとなっています。

軽量フレーム

アディクトRCには、スコットの誇る軽量で高剛性なHMXカーボン素材が使用されます。

さらにアディクトRCは、フレーム内部を正確に設計し、余分な樹脂を取り除くことにより、各パイプ間に隔壁の無い完全な中空フレームを作ることができました。剛性と強度に対して必要なフレームとすることで厚さを約0.6㎜まで薄くすることができています。

そんなスコットの開発技術により史上最軽量フレームは造られています。

コンポーネント：シマノ アルテグラDi2

コンポーネント（変速機など）にシマノ アルテグラDi2（2×12速）が採用されています。正確で速い変速が楽しめます。

油圧ディスクブレーキもシマノ アルテグラ採用で、悪天候時や長い下りなど抜群の制動力で安心です。

シンクロス インテグレーテッドハンドル

シンクロスの新しいコンボバー「IC-R100-SL」は、新型アディクトRCのために開発されました。

ブレーキレバーとシームレスに調和するよう、ドロップに微妙なフレア（6度、バーエンド部分では＋約3cm）を採用し、走行時の空気抵抗の低減とハンドリングを向上させることができました。

シンクロス シートポスト

アディクトRCには、2つのシートポストオプションが用意されています。

SP-R100-SLシートポストは、前モデルより10％軽量化され、フレックスと快適性を向上させながら、さらなる軽量化を実現しました。

もう一つは、アディクトRC10に採用されるSP-R101-CFシートポストです。こちらは、SLシートポストに比べ30％快適性が向上しています。

SP-R101-CFシートポストの後ろ側にあるフレキシブルなカバーは、リアライトSYNCROS CAMPBELL 20 D iL Rear Lightと交換して使用できます。

シンクロス　カーボンホイール

アディクトＲＣ１０には「Syncros Capital 1.0S 40mm 」がアッセンブルされます。

前後ハブにはDT240Sが採用され、25㎜インナーリム幅のフックレスリムと最新設計ホイールとなっています。

リムハイト40㎜ながら、前後重量は1335gと超軽量となっており、ロードレースやクリテリウムの他ヒルクライムでも即戦力となるホイールです。

ジオメトリー

ADDICT RCのジオメトリーは、タイトなコーナリングやクイックなステアリング操作に対応する俊敏なハンドリングを実現し、同時に、突然の横風にも耐えられる安定性を確保、さらにハイスピードのダウンヒルでも神経質にならないよう配慮されました。

プロライダーから週末に地元を走り回るライダーまで全てのライダーに、高い敏捷性と反応性を約束し、安定したライドを楽しむことができます。

こんなあなたにおすすめ

アディクトRC10は、史上最軽量といわれるハイエンドフレームに、アルテグラDi2・インテグレーテッドハンドル（ステム・ハンドル一体型）・軽量カーボンホイールをアッセンブルしたレーシングバイクとなっています。

変更するバーツが無い程、充実したパーツ構成となっており、アッセンブルされたスペックを考えると非常にコストパフォーマンスが高いバイクとなっています。

ヒルクライムのほかロードレース・クリテリウムでも活躍する性能の高いバイクですので、表彰台を狙いたい方におすすめです。

アディクトRC10スペック